追いかけっこ


会社の支社長と支社長代理の送別会。初めての幹事。
結局最後までもう一人の幹事であるあの男は役に立たなかった。非協力的。

二階のお座敷貸切だったのだけど店員さんが少なく全然回ってないの!

もうあたしもお店の人と同じくらい運んだりバタバタ。
飲み放題じゃないから何度も予算と確認し、食べたり談笑する暇は全くないし、
途中から、話の輪に入れる雰囲気でもないし。。。

作り笑顔と気遣いがだんだん疲れてテンションはどんどん下がった。
あたしにはほんと向いてないです。。。

会が終わって、イィ感じに酔って楽しんでいる人達を尻目に速攻帰った。
もう無理ー!此処にもあたしの居場所はないと感じた。
一目散に、自転車をこいで、「追いかけっこ」を聴きながら都営マンションの道を走る。

いくつもの生活の灯りが見える。

この灯りの中で人は営み様々なドラマが生まれているんだろうなーって思ったら
なんだら糸がプツっと切れたかのように涙がとめどなく溢れてきてしまった。

「追いかけっこ」が無性に沁みた。

影なら何処にも満ちている
真っ白な雪の その裏側さえ
夜空を彩る星たちは 何も語らないけど

僕らは夢を見る


その後、ウォークマンから流れてきた「夏前コーヒー」。

大学3年の時の夏合宿の夜やフェスタ小瀬のあの夜の記憶が
ぼんやりと蘇ってきてまた涙が出た。


どんなにあがいてもあの日には帰れない。



6月も終わりだ。今月も一応毎日綴った。

なんか楽しいことないかなー。。。